房総のむら

●お菓子屋・お茶屋・瀬戸物屋・薬屋・小間物屋など商家16棟と総屋・地蔵堂・辻広場・稲荷境内で構成された『商家の町並み(再現)』。天秤棒を担いだ魚屋さんが行商に来そうです。。

●鍛冶屋さんの店先。鍬・鋤・鎌・鋏など、昔は火を入れて、打ち直し、研いで、、。何回も繰り返し使っていました。

●木工所の前に設えられた"駒回し”。紐の巻き方にコツがあります。
「どれどれ、おじさんに貸してごらん・・・」

●『下総(しもうさ)の農家(再現)』 成田市に江戸時代中期に建てられた名主の農家を再現しています。広い庭にはザクロ・ヘチマ・ビワなどが植えられ、竹馬・剣玉・輪投げなどの子供の遊び道具も用意してありました。時代劇で見るのとは違い、かなり裕福な農家のようです。

●下総の農家の別棟には、機織り機が置かれ、予約をすれば機織りの体験をすることもできます。右手前にあるのが紡ぐ前の繭(まゆ)です。亀屋もそうでしたが、昔はどの農家も養蚕(ようさん)をしていて、冬の寒い時期は“お蚕様(おかいこさま)”が人間より暖かい床の間の特等席に鎮座ましましていました。
(若い人には何を言っているのか解らないと思いますが・・・)

●江戸時代末期の水車小屋を再現しています。水の動力を使って米を精米していました。
ふむふむ、この水車の回転運動を“カム”によって往復運動に変えて、、テコの原理で“突き棒”を持ち上げて穀物を突くのか・・・。水車は江戸時代の石油コンビナート(それだけ作るのにお金もかかるし、それに見合う働きもするという意味)でした。

from BOUSOU NO MURA by KAMEYA & Co., Ltd